坐骨神経痛は病名じゃない!?腰痛や足のしびれはなぜ起こるのか

腰痛や足のしびれを訴えて病院へ行き、検査を受けた方の中にはお医者様から「坐骨神経痛ですね」と説明を受けた方もいらっしゃることと思います。

坐骨神経痛と言われる場合の典型的な症状が腰痛や足のしびれですが、実は、坐骨神経痛は病名ではないことをご存知だったでしょうか。

坐骨神経痛は病名ではない!?

  • 坐骨神経痛と言う病名はない
  • 坐骨神経沿いに現れる症状をまとめて坐骨神経痛と呼んでいる
  • 坐骨神経痛の原因として、腰椎椎間板ヘルニアなどがあげられている

坐骨神経痛と言う病気や疾患はありません

結論から先に申し上げますと、医学的には坐骨神経痛と言う病気、もしくは疾患はありません。

仮に検査結果を受けて「坐骨神経痛です」と言われた場合、言い方は悪いですが、何も診断されていない可能性があります。

坐骨神経沿いに現れる症状の総称

では坐骨神経痛とは何なのかというと、坐骨神経と呼ばれる神経沿いに現れている症状を、まとめてそう呼んでいるだけのことです。

坐骨神経は下部腰椎(腰の下の方)に端を発し、臀部や太ももを通り、足の裏にまで及ぶ人体の中でもっとも長い神経です。そして、神経の通り道のことを専門的には走行と呼んでいます。

坐骨神経痛とは単に、坐骨神経の走行沿いに痛みやしびれが現れることを説明してるだけのことです。

整形外科的に見た坐骨神経痛の原因

坐骨神経沿いに痛みやしびれが現れる原因として、よくあげられているのが腰椎椎間板ヘルニアです。

腰椎と腰椎の間にある椎間板と呼ばれるクッション部分から髄核が飛び出し、神経を圧迫することで腰痛や足のしびれを生じさせると説明されています。

ただ、腰痛や足のしびれは、ヘルニアとは関係ないケースがほとんどです。

坐骨神経痛の原因は分からないことも多い

坐骨神経痛の原因として腰椎椎間板ヘルニアがあげられることもありますが、実際には、腰椎椎間板ヘルニアを持っていなくても、坐骨神経痛を発症することがあります

また、腰椎椎間板ヘルニアを持っていても、何ら痛みやしびれが生じないことも多々あります。要するに、レントゲンやMRIといった画像所見では、坐骨神経痛の原因を突き止められないことが多いのです。

少しうがった見方ですが、坐骨神経痛と説明しておけば、なんとなく患者さんが納得する側面もあると言えるもしれません。

坐骨神経痛の本当の原因

  • 画像検査で原因が分からない以上、画像以外から判断することが論理的
  • 骨や神経に問題がないのであれば、その他の部位を疑ってみることが必要
  • 坐骨神経痛の症状をもたらす要因の1つが仙腸関節の可動域低下

画像以外の方法で原因を探ることが重要

先述したように、レントゲンやMRIで検査をしても、なぜ腰痛や足のしびれが出ているのか、分からないケースがほとんどです。
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つまり、画像検査をしても原因が分からないのであれば、画像以外から原因を探ることが論理的といえるわけです。

画像に異常がみられないから問題なしでは、症状の解決につながりませんよね。

骨や神経に問題がなければその他の部位を疑ってみるべき

日本の整形外科では、西洋医学を基本とした画像診断をメインに、その原因を取り除く治療がおこなわれます。

例えば画像診断の結果、椎間板ヘルニアが発見された場合、外科的手術によってヘルニアを取り除くといった具合です。

つまり、画像診断では骨や神経を主に確認し、骨や神経に異常がみられなければ、異常なしとされることが多いのです。

ただ実際に症状が現れている以上、骨や神経に異常がないのであれば、その他の部位を疑ってみる必要があるでしょう。

坐骨神経痛の本当の原因は仙腸関節にあり

近年、一部の整形外科医の中では従来の診断、治療法の誤りを認め、仙腸関節こそが坐骨神経痛をはじめとした腰痛の原因であると表明するに至っています。

仙腸関節は骨盤の中央に位置している関節で、この関節の可動域低下こそが(以前は可動性も認められていませんでしたが)、坐骨神経痛をはじめとした腰痛や足のしびれを引き起こすと考えられているのです。

AKAと呼ばれる整形外科医の治療法では、仙腸関節の可動域を取り戻す徒手による施術がおこなわれています。

仙腸関節を動かして坐骨神経痛を改善する方法

  • AKAは医療関係者の専売特許
  • AKAでなくても仙腸関節の可動域は取り戻せる
  • 仙腸関節が硬くなる原因のほとんどは筋肉や筋膜の緊張

AKAの施術をおこなっている治療院はわずか

AKAはもともと整形外科医の始めた施術法であり、施術を受けられる施設もあまり多くありませんでした。

最近では作業療法士や理学療法士にも門戸を開いているため、AKAの施術を受けられる施設も増えてはいます。

ただ、全国に50,000あるという整骨院・接骨院に比べるとまだまだ少ないといわざるを得ないのが現状です。

最近はニセAKA(!)も現れているらしく、AKA医学界から注意が喚起されています。

AKAでなくても仙腸関節の可動域は取り戻せる

AKAというと整形外科医をはじめとした医療従事者の専売特許のようになっていますが、もともと整体やカイロプラクティックの世界では、仙腸関節の可動域に注目していた経緯があります。

さらに言うなら、仙腸関節が可動関節であることは、整体やカイロプラクティックの世界では常識とされていたのです(医学的には長らく否定されていました)。

病院や整形外科を受診しても治らない腰痛が、整体やカイロプラクティックの施術によって改善するケースも多く、医学界でも仙腸関節に着目するに至ったのかもしれません。

民間の施術所であろうが施術者にちゃんとした知識と技量があれば、仙腸関節の可動域を取り戻すことは可能です。

 

仙腸関節が硬くなるのは筋肉や筋膜の緊張が原因

坐骨神経痛が仙腸関節の可動域低下によって起こることはわかりましたが、では、なぜ仙腸関節の可動域が低下してしまうのでしょうか。その要因として、筋肉や筋膜の緊張があげられています。

だからこそ、骨や神経だけ見ていても坐骨神経痛の原因は分からないのです。

「整体 in せんがわ」における腰痛の改善法

  • 「整体 in せんがわ」では施術の前に坐骨神経痛の原因を突き止める
  • 筋膜リリースをで坐骨神経痛の原因を取り除く
  • 全身バランスを整え坐骨神経痛の原因となる筋膜の緊張を予防する

坐骨神経痛の原因を突き止める

当院では実際の施術に入る前に、坐骨神経痛の原因となっている場所を特定し、そこを緩めることで痛みが消失することを患者様にご確認頂きます

坐骨神経痛の原因となる場所はいくつかあり、患者様によって異なるため、1人1人に合った施術の提供をするためには、原因を突き止めることが必須なのです。

痛みの消失ポイントが分かれば、坐骨神経痛の根本的な改善も期待できますよ。

筋膜リリースで坐骨神経痛の原因を取り除く

坐骨神経痛の多くは骨盤(仙腸関節)に付着する筋肉や筋膜の緊張によってもたらされるため、徒手を用いてそれらの緊張を取り除いていきます。

施術自体はとてもソフトで、当院では80歳以上の患者様も施術を受けに来られています。

全身のバランスを整え坐骨神経痛予防

筋膜リリースによってせっかく仙腸関節の可動域を確保しても、全身のバランスが悪いと、また仙腸関節周囲の筋肉や筋膜の緊張を招く結果となります。

当院では全身のバランスを合わせて調整し、坐骨神経痛の出にくい身体へと変えていきます。

まとめ

坐骨神経痛は病気というわけではありませんが、歩行障害をともなう場合や、排尿・排便障害をともなうような場合は病院でみてもらいましょう。それ以外の慢性的な腰痛や足のしびれは、当院の施術によって改善が期待できます。

ぜひ私と二人三脚で不調を根本から取り除いていきましょう!

こちらの記事では、慢性腰痛の原因について詳しく解説しています。併せてご覧になってみてくださいね。

慢性腰痛の本当の原因について、こちらのページで詳しく解説しています。

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