肩こりは男女ともに身体の悩みの第2位にランクインしています。
東京医科大学の近年の研究により、肩こりの原因が筋疎血にあるとわかってきました。
本記事では、肩こりのリスク因子である筋疎血が生じる原因、早期改善に筋膜リリースが効果的な理由について解説します。
肩こりが発生するメカニズム

近年の研究により、肩こりは筋疎血(きんそけつ)が原因で起こるとわかってきました。
はじめに、肩こりと筋疎血の関係について解説します。
筋疎血と肩こりの関係とは

肩こりは命にかかわる疾患ではなく、これまであまり熱心に研究されてきませんでした。
ところが、東京医科大学の研究によって、筋疎血(きんそけつ)が肩こりの原因と判明しました。
肩こりには医学的根拠があったわけです。
筋疎血が痛みを生むメカニズム

なんらかの原因で筋疎血が生じると、肩への血行が悪くなり筋肉が硬直します。
硬くなった筋肉は末梢神経を圧迫・損傷し、発痛物質を産生します。
肩こりのチクチクした痛みは、発痛物質によりもたらされる訳です。
血行不良が続くと発痛物質が同じ場所に留まり、肩こりが慢性化します。
筋疎血を起こす4つの原因

筋疎血は主に以下4つの原因で発生します。
それぞれについて解説します。
筋緊張

筋疎血を起こす原因の1つが筋緊張です。
筋肉が硬くなると血管が圧迫され、血液の流れが悪くなるためです。
筋力が弱いと余計に血行が悪くなり、肩こりの発症リスクが増加します。
冷え

冷えも筋疎血を生じる原因の1つです。
身体が冷えると筋肉が硬くなり、血管を圧迫するためです。
女性に肩こりが多いのも、冷えと無関係ではありません。
不良姿勢

不良姿勢も筋疎血を生じる原因の1つです。
猫背になると顔の位置が前方へスライドし、首や肩の筋肉に大きな負担がかかるためです。
スマホを見る姿勢も、首や肩まわりに筋疎血を生じやすい傾向にあります。
ストレス

筋疎血を生じる原因としてはストレスも挙げられます。
ストレスにより交感神経が優位に傾くと、血管が収縮して血行不良を起こすためです。
女性は男性に比べてストレスを感じやすいため、とくに注意が必要です。
肩こりの改善に筋膜リリースが効果的な理由
肩こりの改善には単なるマッサージではなく、以下の理由から筋膜リリースが効果的です。
それぞれについて解説します。
筋肉を筋膜が覆っているため

筋肉は1つの塊で存在しているわけではなく、何本もの線維が集まって構成されています。
筋線維の集合体を筋膜が覆い、骨や周囲の筋肉とつながっています。
そのため、筋膜を緩めないと肩こりを根本から改善できないのです。
筋膜は血管や神経も覆っているため

筋膜は筋肉だけでなく、血管や神経、骨、内臓などの組織も覆っています。
筋膜が第2の骨格と呼ばれるのはそのためです。
筋膜リリースで血管の圧迫をとりのぞけば、筋疎血が解消し肩こりの改善につながります。
痛みのサインを筋膜が伝えているため

肩こりがマッサージで改善しないのは、痛みのサインを筋膜が脳に伝えているためです。
そのため、肩こりを根本から改善するためには、筋膜の緊張を緩和する必要があります。
筋膜リリースについて

肩こりの改善に効果的な筋膜リリースに関して、以下の2点を解説します。
筋膜リリースとは

筋膜リリースは、硬くなってしまった筋膜を主に手技によって緩める施術です。
筋膜による牽引力を解消すると、症状を根本から改善する効果が期待できます。
肩こりの場合、首や肩甲骨周りの筋膜リリースがとくに効果的です。
筋膜はがしとの違い

筋膜は筋肉や血管を覆う膜なので、無理に剝がしてはいけません。
無理にはがすと筋肉や血管を傷つけ、思わぬ健康被害を招く恐れがあります。
実際に、強すぎるマッサージで内出血や蜂窩織炎(ほうかしきえん)を起こした事例があります。
筋膜リリースのほとんどは、ソフトな手技で筋膜の緊張を取り除くのが特徴です。
肩こりにお悩みの方は「整体 in 仙川」までご相談ください

肩こりの方の多くは筋膜の緊張によってもたらされます。
筋膜の緊張はさまざまな原因で起こりますが、不良姿勢による骨盤の後傾も原因の1つです。
肩こりでお悩みの方は、ぜひ一度、当院の筋膜リリース+骨盤調整をお試しください!

