頭痛の多くは原因不明?筋膜リリースと骨盤矯正が重要な理由とは

原因

日本人の4人から5人に1人が悩まされているともされる頭痛ですが、医療機関で検査をしても「原因不明」と言われることが少なくありません。

そのような頭痛のことを一次性頭痛といいますが、一時性頭痛はどのようにして起こるのでしょうか。また、改善するにはどうしたらいいのでしょうか。

一次性頭痛の種類


医療機関で検査をしても原因が分からない頭痛のことを一次性頭痛と言いますが、一次性頭痛には3つのタイプがあります。自分の頭痛のタイプを知って、適切に対処するよう心がけましょう。

  • 主に筋緊張が原因となって起こる緊張型頭痛
  • 急激な血流促進が原因となって起こる片頭痛
  • 原因不明の激しい痛みに襲われる群発頭痛

緊張型頭痛

医療機関で原因不明とされる頭痛の大半が、緊張型頭痛だと考えられています。もっともポピュラーなタイプの頭痛ともいえます。

原因

緊張型頭痛の原因はその名の通り、首や肩まわりの筋緊張です。首や肩の筋肉が硬くなると、血管を圧迫して血行が悪くなります。その結果、緊張型頭痛を発症するリスクが増します。

女性に緊張型頭痛が多いのは、肩こりが多いこととも関連しています。

※肩こりの原因や改善法については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。肩こりと頭痛を療法お持ちの方はぜひお役立てください。

肩こりの原因は骨盤だった?筋膜の重要性を知って症状を改善しよう!

特徴

緊張型頭痛の特徴としては、後頭部から首の後ろにかけて、真綿で締め付けられるようにジワジワ痛むということがあげられます。めまいをともなうケースもありますが、頭痛以外の症状はそれほど多くありません。

仕事や家事をしているときに、夕方になると緊張型頭痛を発症するケースが多いです。

片頭痛

一般的に頭痛といった場合、片頭痛をイメージされる方も多いと思います。片頭痛という名前ですが、片方の頭だけが痛むとは限りません

原因

片頭痛に関してはいまだにハッキリとした原因が分かっていないのですが、何らかの原因によって血流が急速に増すことで、片頭痛の発作が起こるのではないかと考えられています。

他には三叉神経説や脳の神経細胞説、それらの融合説などがあります。

特徴

片頭痛の特徴はその名の通り、、片方のこめかみあたりにズキズキした痛みが出るということです。ただ、実際には両方のこめかみあたりに痛みが出ることも少なくありません。また、緊張型頭痛と片頭痛の両方を持っている方も多くいらっしゃいます。

片頭痛の場合、吐き気や嘔吐、視界異常などをともなうこともあります。

群発頭痛

群発頭痛はその名の通り、ある一定の期間にまとまって起こる頭痛を意味します。発症頻度は緊張型頭痛や片頭痛に比べるとごくわずかです。

原因

片頭痛と同様、群発頭痛の原因もよく分かっていません。ただ、圧倒的に男性に多くみられることから、ホルモンバランスの変化が関与しているのではないかという説があります。

他に血管や神経が関与しているという説もあります。

特徴

群発頭痛は別名「自殺頭痛」という物騒な名前でも知られており、のたうち回るような激しい痛みに襲われることが特徴です。時に、夜寝ているときに起こることが多いです。

頭痛以外にも目の充血や涙目、目の奥の痛み、鼻水といった症状がみられます。

頭痛が起こった場合の対処法


次に、頭痛が起こった場合の対処法をご紹介します。対処法を誤ると、かえって症状が悪化してしまうため注意が必要です。

  • 緊張型頭痛はシンプルに温める
  • 片頭痛の場合は冷やして安静にする
  • 群発頭痛の発作がひどい場合は医療機関へ

緊張型頭痛の場合

緊張型頭痛がみられる場合、シンプルに温めることが一番です。お風呂にゆっくりと浸かったり、蒸しタオルで後頭部から首を温めたりすることで、血液の循環をスムーズにし、頭痛を緩和することが期待できます。

マッサージを受けて筋緊張を緩和することも効果的です。

片頭痛の場合

血管の拡張によって起こる片頭痛の場合、緊張型頭痛とは異なり、患部を冷やすことが重要です。アイスパックや濡らして絞ったハンカチなどでこめかみを冷やすことで、頭痛の緩和が期待できます。

片頭痛の場合、光や音の刺激によって症状が増悪することもあるため、照明を落とした部屋でゆっくりと横になることもおすすめです(※片頭痛の場合は温めることは厳禁です)。

群発頭痛の場合

群発頭痛の発作がひどい場合は、医療機関で相談することがおすすめです。また、片頭痛の治療薬が有効なケースもあるため、医療機関を受診できないときには、片頭痛の治療薬を服用する手もあります。

群発頭痛は一定の期間続くため、まずはお医者様に相談しましょう。

頭痛のリスクを招く5つの生活習慣


一次性頭痛の多くは、日常の生活習慣が原因となって起こります。そこで、頭痛のリスクを増す5つの生活習慣についてご紹介します。

  • 不良姿勢によって肩や首のコリを増すこととなる
  • ストレスも血行不良の遠因になる
  • 睡眠不足は身体の回復力を低下させる
  • スマホやパソコンの見過ぎも頭痛のリスクを高める
  • 冷えによる血行不良も頭痛の遠因に

不良姿勢

デスクワークなどが原因となって、姿勢の悪い状態を続けると、首や肩への緊張が増し、結果として緊張型頭痛を発症するリスクが増します。

仕事の終盤になって頭痛が起こる場合、不良姿勢による筋緊張が起こっているかもしれません。

ストレス

ストレス状態がひどくなると、自律神経のバランスが乱れ、血液の循環に悪影響を及ぼします。その結果、緊張型頭痛と片頭痛、双方の発症リスクが増します。

週末になると頭痛が出る場合、ウィークデーのストレスが原因となっているかもしれません。

睡眠不足

私たちの身体は寝ている間に回復しますが、睡眠不足の状態が続くと、身体の回復力が低下してしまいます。その結果、寝ている間に筋緊張を改善することができず、頭痛を慢性化させることにつながります

睡眠不足はお肌だけでなく健康にとっても大敵です。

スマホやパソコンの見過ぎ

現代人の生活に欠かせなくなったスマホやパソコンですが、見ている時間が長くなるにつれ、顔が前に倒れてしまいます。その結果、筋緊張による頭痛を招きやすくなります。

画面から出る明かりも頭痛の原因となり得ます。

冷え

身体が冷えると血行不良を招くため、頭痛の発症リスクが増します。夏場であっても、エアコンによる冷えが原因となり、頭痛を訴えられる方が少なくありません。

女性に頭痛が多いのも、冷えが関連していると考えられます。

整体院仙川における3つの頭痛改善法

整体院仙川では、主に3つの方法で頭痛の根本的な改善に取り組んでいます。

  • 筋膜リリースで痛みの元を断つ
  • 骨盤矯正で筋緊張を予防する
  • 頚部調整で自律神経のバランスを整える

筋膜リリース

脳へ痛みを伝える侵害受容器は身体の各部にありますが、筋組織においては筋膜に存在しています。そのため、筋膜リリースで侵害受容器への刺激を取り除き、頭痛の元を断つことが期待できます。

筋膜は第2の骨格とも呼ばれており、不調を改善するには筋膜リリースが欠かせません。

骨盤調整

筋膜や筋肉の緊張は姿勢不良によってもたらされるため、骨盤調整をおこなうことも重要です。骨盤調整によって正しい姿勢を手に入れられれば、頭痛が起こる根本的な原因を取り除くことが期待できます。

姿勢が良くなればスタイルアップも期待できますよ。

頚部調整

首は自律神経と深くかかわっており、首の筋肉が硬くなることで頭痛をはじめとしたさまざまな不調のリスクが増します。そのため、当院では頭痛に限らず、どんな症状の方であっても、頚部調整をおこなっております。

自律神経のバランスが整えば、身体が本来持っている自然治癒力も向上することとなります。

慢性的な頭痛は整体院仙川までご相談ください

「どこに行っても頭痛が良くならない」「できれば頭痛薬に頼りたくない」…そんなお悩みをお持ちの方は多いことと思います。当院にも頭痛持ちの方が多く来られていますが、施術によって「頭痛が出にくくなった」「薬を飲まなくてよくなった」という嬉しい声をたくさんいただいています。

百聞は一見に如かずと言いますが、ぜひ当院の施術で、頑固な頭痛とサヨナラしていただきたいと思います。当院では無料カウンセリングもおこなっていますので、施術に関するご質問や、健康上のお悩みなど、なんでもお気軽にご相談くださいね。

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